古来より日本に伝わる温泉で病気を癒す湯治治療。筆者は湯治により命を救われた一人として読者の方々に自信の体験談をお伝えいたします。
その昔、今日のように交通網が発達していなかった時代に、身体を壊した大事な人を海を越え山を越え、道なき道を行き、病人を背負って最後の一縷の臨みをかけて遠方まで湯治に出かけていました。季節やロケーションによっては命がけの旅になり、共倒れする事も多かったと思います。
湯治は何週間~何月間も治療によってはかかる事があり、湯治場にたどり着くまでの路銀、滞在宿泊費などがかかるますのでかなりなお金が必要でした。
そんなにまでしてなんで湯治にでかけたか? それは効いたからです!!
コロナ禍に投げ込まれ、ワクチンの副作用を怖れ、過酷な成人病に苦しむ現代人とって湯治こそは唯一残された自然治癒への道なのです。
湯治はかって七日一巡りと言われ、最低でも七日間は滞在しないとたいした効果がでないとされていました。重い病になると治癒するまでに長期に亘り滞在して何回も1クールを繰り返していました。しかしこれでは多忙な日々を生きる現在人にとっては現実的な話ではありません。筆者は過去に大病をし、湯治により癒された経験から2~3泊でもっとも効果のでるプチ湯治の仕方を編み出しました。
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